7/12の競馬 重賞回顧
今週も2重賞で福島は「サマーシリーズ」のうち「2000」シリーズの開幕戦。阪神では夏の交流重賞へ向けた砂の重要な一線になります。
それにしても今日の2重賞は共通して「若さがない=元気なベテラン殺到」。「七夕賞」は16頭で4歳1頭、5歳5頭で最多ですが、やはり6歳以上が半分以上を占めて、最高齢のカンファーベストは10歳。「プロキオンS」に至っては16頭中7頭が7歳で6歳未満は4歳のトーホウドルチェと5歳のファルカタリアだけで最高齢はリミットレスビッドの10歳です。
七夕賞=3歳以上のハンデ重賞として名称は当初から「七夕賞」でしたが、そのうちの3回だけ10月の海内だった時があり、その時はさすがにレース名が合わないので「東北記念」に変更されました。重量も2回だけ別定だった事はありますが、それ以外は全てハンデ。夏の福島を飾る名物として定着し、距離は当初の1800から2000に延長されています。
地方馬は「特別指定交流競走」として2頭まで出走できますが、最近では出走はありません。また「国際競走」として外国馬が4頭まで出走できるようになり、現在は8頭まで拡大しています。
なお、3年前から夏季競馬を盛り上げるために設けられた「サマー2000シリーズ」の第1戦に指定され、夏の中距離チャンピオンを目指す馬たちがここに集結し、白熱した激戦が繰り広げられていて、昨年の勝ち馬ミヤビランベリは、ここで逃げ切り勝ちを決めて、そのまま「サマー2000シリーズ」チャンピオンに上り詰めました。
ここに昨年と全く同じローテーションで挑むのが夏女ことアルコセニョーラ。一昨年は同じ日に行われた「織姫賞」を勝って勢いに乗り、秋は「福島記念」を制覇。昨年は「七夕賞」まで鳴りを潜め、2000シリーズの最終戦にあたる「新潟記念」で大外をすっ飛ばし、16番人気から前を大掃除して大波乱を演出。ローカル、特に福島大好きは明白。しかも前走の別定56kgから3kg減の53kgも恩恵を受けながら差し追い込み一辺倒なので展開で大きく振り回される点は最後まで取り付きます。
プロキオンS=基本的に歴史の浅いレースが多い砂の重賞で、このレースも今年で14回目。90年代から本格的に始まった砂重賞路線の整備の一環として、4歳以上・別定の重賞として新設。舞台は馬場改修工事の1回以外は阪神・砂1400です。
他の砂重賞同様に「指定交流競走」として地方馬は最初5頭まで出走できましたが、現在は4頭。「国際競走」として外国馬が最初は4頭まで出走可能でしたが、現在は8頭に拡大。
なお、1999年まで春季開催の桜花賞の翌週に行われていたが、翌年から現在のような夏季開催に移行され、年齢条件が3歳以上に変更。これにより、秋の交流重賞を始めとする砂短距離路線を目指す馬たちが多数参戦してくるようになり、事実として過去の勝ち馬の中からゴールドティアラ・スターリングローズが勢いに乗って交流G1を制し、ブルーコンコルドに至っては「南部杯」の3連覇を始め、G1最多タイの7勝を挙げています。
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