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2016年12月25日 (日)

2016GⅠ一押し情報「有馬記念」(番外編あり)

最初に。通常ならここで「一押し」を紹介するところですが、今年は例年と異なる事情が発生した為、「番外編」の中で紹介させていただきます。

今年も春から秋にかけて【GⅠ一押し情報】を見ていただいた皆さん、ありがとうございました。
地方は29日に「東京大賞典」が控えているものの、中央しか記事の提供はしないので、今年版に限れば今日の「有馬記念」をもって終了とさせていただきます。
来年も例年通りであれば2月の「フェブラリーS」から開始しますので、来年も見ていただけるとうれしいです。

中央で行われる今年最後のG1、つまり「グリーンチャンネル」で開催の「炎の十番勝負」の結果もこれで全てが決まります。先週までの2歳両G1は出走するどころか、デビューしているのかさえ予想するのが難しい為、勝ち馬を指名した人にのみ、通常よりポイントが上乗せされる、いわゆる「ボーナスポイント」指定レース。昨年は牝馬が荒れて牡馬は堅かったですが、今年は結果を見れば完璧なまでの逆転現象が発生。特に先週の勝ち馬、サトノアレスを指名した人がどれだけいたのか、興味があります。

中央G1の総決算といえば例年通りの「有馬記念」。数年前から生中継での「公開抽選」が恒例化し、下記の「データ分析」でも出していますが、枠順が決まった時点から悲喜こもごもありました。秋のG1の共通項だった「登録頭数の少なさ」はここでも健在で、結果的に何とかフル16頭集結したものの、メンバー構成からすると「少数精鋭」という見方で正しいと思います。
実は、2週前登録の段階でレインボーラインの名があり、もし出走してくれば今年も最後まで「独断と偏見」丸出しで締めくくろうと思いましたが、後に回避が判明。お陰で今年はステイ産駒&近親の出走がなくなったので、素直に下記の「データ分析」から「一押し」を探りました。

最初に今回で最後になったJRAの公式メルマガ内「データ分析」。

内寄りの馬番が好成績=中山・芝2500mは外回りの3コーナー手前からスタートし、すぐに3コーナーへ入っていくコース形態。それが影響しているのか、過去10年では「15番」と「16番」から発走した馬が、1頭も3着以内に入っていません。対して好成績を残しているのが、内寄りの馬番に入った馬たちで、過去10年で「8番」だけ3着以内が1回もないが、それ以外の一桁馬番は、それぞれ連対馬を最低1頭は送り出しているので、過去の出走表は確認していませんが、それなりに有力馬も入っている可能性はある訳で、8番だけいないのが不思議です。外寄りの馬番の中では「13番」が2勝を挙げているのが目立つが、その2勝はダイワスカーレット(2008年)とゴールドシップ(2012年)という、単勝1番人気馬によるもの。これだけ見ても、如何に出走表を決める際の枠番抽選で早くも悲喜こもごもが起きるのは納得です。

ここからは来年以降、更に重きを置くであろうJRAの公式HP内の「データ分析」。

5歳以下が優勢=年齢限定G1以外になると、必ず出てくる年齢別成績の話過去10年では5歳以下が優勢で、6歳は2着以内に入っていません。7歳以上で2着に入ったのは2008年のアドマイヤモナーク(7歳)だけで、2度の3着は共にエアシェイディによるもの(7歳時と8歳時)。ちなみに6歳以上で制した馬は、1991年のダイユウサク(6歳)が最後。高齢になっても重賞やオープンで活躍する馬が増えている近年ではありますが、大舞台に限ると、やはり年齢というのは成績に大きく響くようです。

単勝別の成績に注意=過去10年の単勝別成績を調べると、単勝「2.9倍以下」に支持された7頭のうち2007年のメイショウサムソン(8着)を除く6頭が連対を果たしているので、確たる上位人気であればほぼ信用して大丈夫。また「5.0~6.9倍」と「10.0~14.9倍」のエリアから3着以内に入った馬がいないというのも特徴的。それに対して「7.0~9.9倍」のエリアが好成績を残している点や「20.0~49.9倍」のエリアから2着が4頭、3着が3頭出ている点も、頭に入れておいた方がいいでしょう。つまり、3着まで見るべきなら隠れた伏兵の台頭に要注意というところでしょうか。

国内外のG1から臨んだ馬が優勢=過去10年の出走馬について前走のレース別に成績を調べると、3着以内の大半は前走で国内外のG1に出走し、中でも、「ジャパンC」「天皇賞(秋)」「菊花賞」から臨んだ馬の好走が多くなっています。昨年は優勝馬のゴールドアクターが前走でG2の「アルゼンチン共和国杯」に出走していたが、前走がG2だった馬の中では「左回り」だった馬はゴールドアクターを含めて3頭が連対しているものの、「右回り」だった馬は3着以内に1頭も入っていません。ちなみに「左回りのG2」経由で出走して2着に入って穴を提供したのはステイ産駒のオーシャンブルーです。なお、前走が国内外のG1だった馬を対象にして、そのレースの着順別に成績をまとめてみると「1着」だった馬が好成績で、「10着以下」から巻き返した馬は6頭いるのに対て「6~9着」だった馬がいまひとつの成績になっている点は興味深いところ。特に秋のG1は主な舞台が東京や京都、馬場やコースが不向きで惨敗して人気を落とした馬が得意や過去に実績を残している中山で巻き返すケースは過去多数。これが上で出している単勝別成績にも反映されると思われます。

乗り替わりで臨む馬にも要注意=以前は乗り替わりで臨む馬よりも、前走で騎乗した騎手とのコンビを継続して臨む馬の成績が良好という傾向があったが、最近はそれが変わってきている様子。2013年と2014年は乗り替わりで臨んだ馬が上位3着を独占しているので、以前のように騎手の乗り替わりを割り引いて考える必要はなさそうです。有力どころはどうしても主戦騎手が被り、どちらかを選択せざるを得ないのが通例。更に最近は海外から短期免許取得で来日した騎手を鞍上に迎えるケースも多い訳で、以前より「乗り替わり」に対して神経質になる事はないようです。

前走と前々走にも要注目=上で出している多くは過去10年ですが、これに関しては過去5年。「2走前がG2で、前走がG1だった」という馬が「1頭だけ」連対。多くのデータと同様に過去10年まで広げてみても、これに該当する馬が連対しなかったのは2006年と2010年の2回だけ。いずれも2着以内に「1頭だけ」入っているという点が特徴的。ここに挑んでくるような馬はたいていがこのパターンで出走してくる訳で、この傾向が今年も続くようであれば、どれかが外れるケースが出てくる訳です。

最後に「勝ち馬を探せ! FOR THE WIN」は長距離戦での着差に関わる件。

2400m以上のレースを勝った際の着差をチェック=過去5年の優勝馬は全て、4走前までに芝2400m以上のレースで2着に1馬身以上の差をつけて優勝した経験がありました。今年も近走で長距離戦を快勝していた馬には要注目です。

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