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2016年11月27日 (日)

2016GⅠ一押し情報「ジャパンC」

先週の【マイルCS】は1着のミッキーアイルが斜行、その影響をネオリアリズム・イスラボニータ・サトノアラジン・ダノンシャーク・ディサイファに及び、特にディサイファは最も被害状況が酷くて、もう少しで落馬まである様な現象。今までの制度であれば、文句なく降着処分が科されていたところ、長い審議の末に出たのは『降着はありません!』の場内アナウンス。最近、すっかり競馬中継を見ない状況が毎週の恒例と化し、このレースも記事でだけ確認しましたが、記事の内容だけ読んでも、とんでもない状況だったのが分かります。浜中氏には当然ながら騎乗停止、しかもG1という舞台で、更に落馬寸前の事態まで起こしたとあれば長期に及び、JRAには今回の件に関して問い合わせが圧倒したそうです。被害を受けた馬は結局、レースでも上位に来ている訳で、スンナリいっていれば結果も変わっていた可能性があります。

上に出している【マイルCS】で今年の京都開催のG1は終了。今日は今年の東京開催のG1を締めくくる【ジャパンC】なんですが、心配事項が発生。今の時期といえば春から秋の始めまでとは違い、一旦馬場が悪化してしまうと、そう簡単に回復できず。そして今週は関東方面で観測史上初という11月に積雪。お陰で昨日も東京の砂は終日、道悪のまま。それでも芝は何とか良で保ったんですが、何と今日の予報は週間予報で早い段階から「雨」で、その状況は当日が近付いても何ら変わりませんでした。現状は曇りと出ていますが、まずどの時間帯から降り出すのか、そしてどの程度まで降った上で馬場の悪化が進むのか、そこがポイントになると思います。
ちなみに前回、道悪で行われたのはいつかというと2003年、あの【広い府中を一人旅】という実況と共に9馬身の大差で逃げ切ったタップダンスシチーまでさかのぼります。その時は1枠1番でした。更に上位5頭を見たら一部を除いて前へ行った馬で占められていました。

今年は外国から再来2頭を含めて3頭が参戦。しかし、このレースも回避等が相次いだ結果、外国勢を入れてもフルに届かない17頭での開催となりました。来月に控える2歳両G1はフル以上の登録になると思いますが、それ以外のG1に関してはフルギリギリ、もしくは今回と同様にフルまで満たない状態での開催になるかもしれません。木曜の段階で枠順が確定しているので、この中から【一押し】を決めたいと思いますが、今週も【独断と偏見】を丸出しでお送りします。

キタサンブラック
ビッシュ
ゴールドアクター
ディーマジェスティ
フェイムゲーム
レインボーライン
リアルスティール

今回も【独断と偏見】が人気薄の為、多めです。
最初に【独断と偏見】以外について。困った事に主要なローテーションを経ている馬が少なく、加えて有力馬が揃いも揃ってこのパターン。そんな訳で「メルマガ」より「WIN」を重視し、更に「WIN」に当てはまっていても使い込んでいる外国勢3頭と連勝中でも格上挑戦のトーセンバジルにご遠慮いただき、キタサンブラックとディーマジェスティ。加えて「秋華賞」は度外視といわれているビッシュ、東京で勝っているし、内枠だし、道悪が合いそうなゴールドアクター、秋天組は近走の2200m戦が「有馬」で大敗のルージュバックより「菊花賞」で2着のリアルスティール。
次に【独断と偏見】は2頭。ほぼ昨年と同じパターンで出走するフェイムゲーム。正直なところ、年齢面等を考えれば強調面が少ないのは確か。光明を見出すとすれば、昨年の春天と同様にある程度は上がりの掛かる馬場になるのと展開が向く事。キタサンブラックとの兼ね合いもありながら、こちらを選んだ主戦の北村宏氏に期待します。【展開が向く】のはレインボーラインも同じで、こちらも主戦が被った影響でルメール氏にバトンタッチ。よくよく考えたら、よくルメール氏に騎乗依頼が他から来なかったもんです。とにかく「札幌記念」と「菊花賞」と同じ、道中はほぼ「死んだふり」で後方を進み、どこかのタイミングで進出、イチかバチかの追い込みで上位に食い込む…現状はこれがこの馬にとって最良の戦法なんでしょう。

最初にJRAの公式メルマガに出ていた「データ分析」。
過去3走での勝利数に注目=過去10年の出走馬について、過去3走での勝利数別に成績をまとめると、好走率で上位となっているのは「3勝」と「2勝」のグループ。しかし、2011年以降では「0勝」だった馬が3勝(2011年ブエナビスタ、2013年ジェンティルドンナ、2014年エピファネイア)を挙げており、近走で勝利実績のない馬の好走も増えてきているようです。各馬の近走成績を比較する際には、過去3走での勝利数にも注目してみるといいみたいですが、「0勝」で勝利した3頭は出走したレースを見れば、そういう成績になるのも致し方ない訳で、拮抗しているという事でしょう。

ここからはJRAの公式HP内の「データ分析」。
前走のレースに注目=過去10年の出走馬の前走のレース別成績を調べると、3着以内30頭中28頭は前走で「天皇賞(秋)」「凱旋門賞」「菊花賞」「秋華賞」「エリザベス女王杯」のいずれかに出走し、残る2頭は、2006年の3着ウィジャボード(前走「ブリーダーズカップフィリー&メアターフ」)と2008年の優勝スクリーンヒーロー(前走「アルゼンチン共和国杯」)で、近7年に限ると上で出した5レースからしか3着以内が出ていません。今年も出走各馬の前走のレースには注目したいところです。

伏兵馬の台頭も警戒せよ=試しで今年のオッズを見たら案の定、割れてました。過去10年の出走馬の単勝人気別成績をまとめると「1番人気」は3着内率80.0%とまずまずの成績を残しています。しかし、それに続く「2~5番人気」の3着内率が20.0~40.0%と「6~9番人気」の3着内率が17.5%とそれほど差のない数値となっていて、伏兵視されていた馬も決して侮れない状況で、結果を見たら実績があるのに人気を落として盲点だったも過去多数。しかし、「10番人気以下」は連対0で、極端な人気薄は苦戦傾向。伏兵には注意をしつつも、極端な人気薄は避けるべきと出ています。

夏以降の臨戦過程をチェック=過去10年の出走馬について、7月以降の出走回数別に成績を調べると、3着以内30頭中27頭は7月以降の出走回数が「1回」または「2回」で、連対率・3着内率でも「1回・2回」と「3回・4回以上」の間には大きな差があります。G1や重賞が続く時期、特に賞金面で出走が厳しい馬にとっては、どうしても出走回数が増えてしまう傾向にありますが、臨戦過程を比較する際は、この辺りに注目してみるとよさそうで、程々な出走回数で臨んでくるのがよさそうです。

芝2200m以上での着順に目を光らせろ=過去10年の出走馬について、直近で出走した芝2200m以上のレースでの着順別に成績を調べると、優勝した9頭が該当したレースで「3着以内」に入り、好走率でも「1~3着」の3グループが上位の数値をマークしていて、直近で出走した芝2200m以上のレースで好成績を残していた馬の軽視は禁物です。

最後に「勝ち馬を探せ! FOR THE WIN」は前走から3走前までの経歴に関するお話。
優勝馬は過去3走が全て6着以内=2007年以降の過去9年に優勝した9頭は、過去3走の最低着順が「6着以内」。優勝馬を検討する際は、近走で安定した成績を残している馬を重視したいところです。

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