« 2016GⅠ一押し情報「秋華賞」 | トップページ | 2016GⅠ一押し情報「天皇賞(秋)」 »

2016年10月23日 (日)

2016GⅠ一押し情報「菊花賞」

この秋の「炎の十番勝負」は「波乱続き」。1強と目された「スプリンターズS」は、その1強が崩れ、「秋華賞」も指名数・本番でも1番人気だったであろうシンハライトに故障が発覚して離脱、結果は春の主力とトライアル勝ち馬が見事に崩れて波乱。両レースに共通して言えるのは「新興勢力の台頭」であり、先週の「秋華賞」は典型例。ついでに言うと、トライアルでは強くても、やはり長距離輸送経験のなさは本番で大きく響くものだと実感。実際に本番の1・2着は「紫苑S」経由で下が、共に所属は関西でした。

牡馬3冠の最終戦は「菊花賞」。距離を含めて未知数の事柄が多い中、ここ2戦と同様に「新興勢力が台頭するのか」、それとも「春の勢力図がそのまま維持されるのか」に注目しています。
「秋華賞」の際にも起きた「抽選での悲喜こもごも」はこのレースでもご多分に漏れず。しかも今回の場合は抽選対象が3頭で、除外は1頭だけという超シビア。その結果、コスモジャーベとサトノエトワールが抽選を突破してネイチャーレットは除外。ちなみにネイチャーレットは昨日に行われた東京での1000万条件を勝利していました。この件で思い出すのは何年か前に同じく何頭かのうちで1頭が除外というもので、その悲運を味わったのがステイ産駒のロードアイアンでした。
そんな訳で抽選突破の2頭を含めてフル18頭が集結。この中から下記で示している「データ分析」を参考にして「一押し」を決めました。なお、何度も書くようですが、この「菊花賞」までは確実に「独断と偏見」が大いに入っていますので、ご了承下さい。

なお、出走するうちでドリームジャーニー息子ミライヘノツバサに緊急事態が発生!
昨日の京都9Rでヴィクタープライムが馬体に故障を発生して転倒し、その影響で鞍上の藤岡佑氏が落馬負傷。右脛骨近位端骨折の疑いで今日の全レースで騎手変更となり、ミライヘノツバサは弟である藤岡康氏で挑む事になりました、


サトノダイヤモンド
シュペルミエール
ミライヘノツバサ
レッドエルディスト
レインボーライン
ジュンヴァルカン

「独断と偏見」以外の3頭は「神戸新聞杯」上位組でメルマガとWINデータが当てはまっているサトノダイヤモンドとレッドエルディスト、加えて1000万勝ち上がりで京都でも勝利実績を持つジュンヴァルカン。
「独断と偏見」の3頭は「上がり馬」2頭に「実績馬」1頭。シュペルミエールとミライヘノツバサは中山の「山吹賞」でも一緒に走り、3着だったシュペルミエールは結局、春のクラシックとは無縁のままで夏から秋を迎え、福島と阪神で条件戦を2連勝。加えてデビュー以来で4着以下はなし、距離も一貫して2000以上を使われてきました。ミライヘノツバサは「山吹賞」で賞金を加算して「皐月賞」出走までこぎつけたものの、出遅れもあって流れに乗りきれないままで惨敗。福島・札幌と転戦して禅僧の中山で1000万を勝ち上がって出走へ辿り着きました。この2頭と一線を画すのがレインボーラインでマイルの重賞を勝ってトライアルを経由して挑んだ「NHKマイルC」が3着。マイル路線を歩むのかと思ったら、何と「ダービー」に挑戦して着順は8着でしたが、勝ち馬からのタイム差は1秒以内。夏は「札幌記念」に挑戦して3着に健闘し、マイルから中距離へ進むのかと予想していたら、ぶっつけで大幅な距離延長でクラシック参戦。

最初にJRAの公式メルマガに出ていた「データ分析」。

馬体重別成績に特徴が!?=「菊花賞」は芝3000mの長距離レース。人間の陸上競技では、短距離の選手は筋骨隆々で、長距離の選手はスマートというタイプが主流だが、馬ではどうかと言うと、過去10年では当日の馬体重が「480kg以上」(3着内率21.7%)の方が「478kg以下」(3着内率9.5%)よりも好成績を挙げ、478kg以下で優勝したのはビッグウィーク(2010年・450kg)とオルフェーヴル(2011年・466kg)だけ。ちなみに、2005年にクラシック三冠を達成したディープインパクトの菊花賞時の馬体重は444kg。確かにゴールドシップもステイ産駒で比較すると希少な500kg台で、人間の世界と馬の世界では傾向に明らかな差があるのを実感します。逆に言うと総じて小粒が多いステイ産駒や近親にとっては不利な要素になる訳です。

ここからはJRAの公式HP内の「データ分析」。

単勝人気別の成績をチェック=過去10年の単勝人気別成績と単勝オッズ別成績を調べると、単勝1番人気の成績が上々で、オッズ別に見ると1倍台の断然人気に支持された3頭が全て優勝。それに対して続く人気になっている2番人気と3番人気がやや低調な成績で、逆に妙味があるのは合計13頭の3着以内が出ている「4、5番人気」「6~8番人気」組で、単勝オッズ別に見ると「10.0~19.9倍」のエリアの好走率が上々の数値。1番人気以外の人気上位より、ちょっと人気を落としたくらいの組に実は好走する馬が隠れている訳です。

前走のレース別成績もチェック=過去10年の前走のレース別成績を調べると、3着以内30頭中20頭は前走でトライアルの「神戸新聞杯」に出走。一方でもうひとつのトライアルである「セントライト記念」から臨んだ馬で勝利したのは昨年のキタサンブラックだけ。また、その他のレースから臨んで優勝したのは、2009年のスリーロールス(前走が1000万下の「野分特別」)だけ。この傾向だけ見ると、如何に重要なレースかが分かる「神戸新聞杯」ですが、その着順別成績を調べてみると「菊花賞」で3着以内に入った20頭中16頭は「神戸新聞杯」でも3着以内に入っていた事が判明し、その中には人気薄でも好走している馬は多いので、「神戸新聞杯」での成績が本番に直結しやすいと考えてもよさそうです。

枠番別の成績は?=過去10年の「菊花賞」は全て18頭立てで行われ、今年ももちろんそうなりますが、枠番別成績を調べてみると優勝した10頭中5頭は「1、2枠」で逆に2着10頭中6頭は、「6~8枠」と両極端。ちなみに過去10年で「4枠」は20頭全て4着以下となっているが、13年前(2003年ザッツザプレンティ)と、11年前(2005年ディープインパクト)には4枠が優勝。ただ、近年の傾向を重要視するなら内枠か外枠、両極端な枠を中心にするといいみたいです。

コンビ継続の人馬が断然=「菊花賞」は芝3000mという長丁場なので、好成績を残すには文字通り「人馬一体」となる事が重要になると言えるのが如実に出ているのが、このデータ。過去10年の騎手別成績を調べると、前走と同じ騎手で臨んだ馬が、乗り替わりで臨んだ馬を圧倒。実際に乗り替わりで臨んで優勝したのは2004年のデルタブルース(岩田康誠騎手)が最後。

500万下の勝利実績に注目=過去10年では単勝1→2→3番人気の順で決着した2011年を除いて「5走前までに500万下のレースを勝利していた」という馬が連対。春の実績馬の中には、初勝利後にオープンを転戦している為、500万下のレースに出走せず実績を積み重ねてきた馬も多いですが、「菊花賞」になるとひとつひとつクラスの壁を突破してきた、コツコツ実績を積み上げてきた馬の好走が実は目立っています。

最後に「勝ち馬を探せ! FOR THE WIN」は「秋華賞」時にも出ていた「キャリア」の話。
キャリア6、7戦の馬が3連勝中=過去3年ではキャリア6、7戦の馬が3連勝中。レース経験がそれ程多くなく、フレッシュさを兼ね備えている馬には、今年も注目する価値がありそうです。

|

« 2016GⅠ一押し情報「秋華賞」 | トップページ | 2016GⅠ一押し情報「天皇賞(秋)」 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/129064/64386953

この記事へのトラックバック一覧です: 2016GⅠ一押し情報「菊花賞」:

« 2016GⅠ一押し情報「秋華賞」 | トップページ | 2016GⅠ一押し情報「天皇賞(秋)」 »