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2012年2月12日 (日)

「11日」に関連する出来事(余談あり)

今年は4年に1度の「うるう年」。つまり、いつもなら仕事で伝票処理をする際は月末の日付を「28日」にしていますが、今年は「29日」にしなければなりません。実際に29日が来た祭に処理する伝票は少ないのでまだいいんですが、来月の月初の際は間違えそうで怖いです。
そして「うるう年」と同じように存在しながら、あまり知られていないのが「うるう秒」。日本の標準時を管理する独立行政法人が地球の自転速度に標準時刻を合わせる為、7/1に1秒の「うるう秒」を挿入すると発表しました。導入されるのは2009年1/1以来で3年半振りです。日本だけでなく国際機関の決定に基づいて世界で一斉に実施されるもので、日本では7/1午前8時59分59秒と午前9時の間に「午前8時59分60秒」を入れて1日を1秒長くします。電波時計等に時刻情報を提供する標準電波等を通じて修正する為、時計等をわざわざ修正する事はないようです。世界共通の標準時刻は元々地球の自転等に基づいて決めていましたが、1958年からは高精度の原子時計に基づくようになったそうです。

1年の中にはあまり存在感のない祝日がチラホラ。しかも昨日に至っては土曜日が祝日になっていたので、余計にそう感じたのかもしれません。「春分」や「秋分」はその年によって異なるのが分かるものの、一部の祝日は数年前に「ハッピーマンデー」で敢えて3連休を作るべく、月曜日に固定されました。ただ、個人的な事を言わせてもらうと企業には所定の労働日数というのが存在するので、夏季や年末年始の長期休暇を入れると、そう簡単に3連休をそのまま採用する訳にはいきません。事実、数年前にあった最長5連休の「シルバーウィーク」の際も、そのうちの何日間は「出勤日」になったし、今年も3連休になっている日のどれかは確か「出勤日」になっているはずです。国のお役人が簡単に考える程、連休を取るのは難しいという事です。
昨日は何の祝日かというと、1年で最も存在に対する議論が巻き起こる「建国記念の日」。東京都内各地で集会が開かれ、それぞれの立場で大震災や原発事故への対応等、現在の政権への批判が相次ぎました。今朝の新聞を読んでいたら例の原発事故の一件で、またもデータの公表遅れが発覚し、国もそうですが、電力会社が批判されてもおかしくない状況になっています。
歴史学研究会等の6団体が開いた「建国記念の日」反対集会では講演した学識者が貧困対策や震災の被災者支援が不十分だとして「国は国民の生活の保障にもっと責任を持つべきだ」と強調。また別の学識者は関東大震災後に起きた朝鮮人虐殺事件を例に挙げて「国は間違いを隠そうとする習慣があり、責任を認めない」と原発事故への対応を批判しています。ただ、こういう声が実際に国まで届いているのかといえば、実際は届いていなかったりします。

大震災は昨日で発生から11ヵ月、つまり来月の11日には1年になるという事です。連日の氷点下に冷え込む被災地では懸命な捜索活動が続けられ、先日になってがれきが積まれている車の中から遺体が見つかったというニュースもありました。しかし、一昨日時点でも行方不明者は岩手、宮城、福島等の6県でなお3308人に上ります。一方で遺体が見つかった犠牲者は1万5848人ですが、この中で身元の分からない遺体も500人以上いて、「一人でも多く家族の元へ帰そう」と警察はDNA鑑定で身元確認作業を続けています。一昨日には震災復興の「司令塔」となる復興庁が発足したものの、県内でも大きな議論になっている「がれき処理」や原発事故の影響等、被災地には深い傷痕がいまだに残っています。
昨日も被災地は厳しい冷え込みとなり、岩手県宮古市で最低気温が-9.7℃、宮城県気仙沼市で-8.9℃を記録する中で多くの人が犠牲者を思い手を合わせていました。一方、仮設住宅では以前にも記事で書きましたが水道管が凍結する被害が相変わらず多く、被災者が不便な生活を強いられています。岩手県の仮設住宅に暮らす方は家族がいまだに行方不明のまま。震災半年後の9月に葬儀をしたものの、「1年近くたっても心の整理がつかない」と話しています。
岩手県内では沿岸部を中心にした地域で行方不明者の合同捜索を実施。捜索には他見から応援に来ている巡視船2隻が出動し、約90人が参加。警察は陸前高田市から大船渡市にかけての海岸線を中心に徒歩で不明者を捜し、海保は潜水士らが沈んだ車両等の海中を中心に捜索したが、遺体は見つからなかったそうです。震災の発生から1月末までに延べ608回の潜水活動を実施し、全国からの応援を含む延べ3702人の潜水士らが活動し、130人の行方不明者を発見したそうです。

一方で県内を含む各地で続けられているのが被災地への支援。自身が聴いているラジオ番組でも被災地へ桜の苗木を植樹しようという活動が始まり、募金等が集まった結果として昨年12月に福島県内で実際にカワヅザクラの苗木が植樹されました。その様子はテレビのニュースでも取り上げられ、先月に開催されたラジオ番組のイベントではテレビで出なかった現地の様子を撮影した写真や編集したフォトブック、一緒に植樹活動を行った地元の小学生からの「お礼の手紙」が書かれたノートが展示されていました。また、山形県内の高校生がボランティアに出向き、それを含んだボランティアの活動の様子を見ていた高校の校長先生がボランティアを励ます為の曲の制作をレコード会社に依頼。それを歌う事になったのが県内で活動しているバンドで、秋には実際に高校まで出向いて高校生と一緒に歌う姿が、こちらもテレビのニュースで紹介されていました。今では活動の象徴的な存在の歌になっています。なお、この活動は今年も継続中で、もっと多くの桜の苗木を植樹しようと活動中です。

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