地震頻発
東日本大震災が発生してからもうすぐ1年、今月は阪神大震災が発生してから17年を迎えました。昨年も大震災の余震を含めても全国で地震が頻発し、いつもは聞かれないような珍しい地域でも中規模の地震が起きました。その傾向は年が変わった今年に入っても一向に変化はなく、しかも昨日は全国で一気に地震が頻発する事態になりました。
山梨の地震から約2時間後の午前9時22分頃には青森、岩手両県で震度4の地震が発生。震源地は岩手県沖で震源の深さは約40km、規模はマグニチュード5.6と推定。最大震度4を青森で観測し、青森を中心に東北全域等で震度3~1を観測。青森で最大震度を観測しているという事は岩手県沖となっているものの、実際には青森県に近いような場所で起きた地震ともいえそうです。
午後に入って午後2時21分頃には茨城で震度4の地震が発生。こちらの震源地は茨城県沖で震源の深さは約20km、規模はマグニチュード4.9と推定。茨城県内で最大震度4を観測し、茨城や隣接する福島を中心に東北から関東にかけての広範囲で揺れを観測していました。
夜の時間帯に聴いているラジオ番組の中でも地震や防災に関わる話が頻繁に出ていました。ここ数日の新聞記事を読んでいると、首都圏直下地震につながる地域で過去の地震の経過が分かる断層が見つかったり、東海を含む3連動地震を引き起こす地域として示されている南海トラフと呼ばれる海域に巨大活断層が見つかったりしています。つくづく日本という国は地震大国だというのを実感させられます。
この地震が起きた時間帯、いつものように私はPCの前に座ってブログ等の記事書きに励んでいました。すると携帯に関東在住の友人からメールが入り、内容を見たら「地震があったみたいですが、大丈夫ですか?」。地震が起きれば揺れを確実に感じるのに、その時は何も感じなかったので、何事かと思ってネットで調べてみて納得。こんな近くで大きな地震が起きているとは想像もできず、同時に友人のいる関東方面の方が揺れが大きく、自身の住んでいる地域の震度を見て、どうりで何も感じなかった訳だと納得しました。
最初の地震は午前7時39分頃で山梨県東部・富士五湖を震源地とする地震が発生、震源の深さは20kmで規模を示すマグニチュードは5.0、小山町で震度3を観測したほか、県内の広い範囲で震度2~1を観測。それから数分しか経たない午前7時43分頃には山梨県内で最大震度5弱を観測する地震があり、県内では三島市、富士市、富士宮市等で震度4を観測。震源地は山梨県東部・富士五湖で震源の深さは最初の地震よりも浅い18kmで規模を示すマグニチュードは最初の地震よりも強い5.4と推定。これで収まるのかと思いきや、午前7時46分頃と8時4分頃にも同じ地域を震源とする地震があり、こちらは震源の深さ20kmでマグニチュード4.1、県東部を中心に震度2を観測。更に更に8時7分頃にも震源の深さ20km、マグニチュード3.3の地震があり、小山町で震度1を観測。
特に揺れが大きかった午前7時43分頃の地震では県内の全域で震度を観測。東部や伊豆方面で震度3~4を観測し、中部から西部までに範囲を広げると震度1~2を観測。市内でも震度1~2を観測し、どうやら我が家のある地域では震度1だったようです。
上の地震について気象庁が会見を行い、富士山の火山活動や東海地震には結び付かないとの見解が芯されました。
要因として「東海地震を監視しているひずみ計に異常はない」「富士山に活動活発化を示す低周波地震や地殻変動は観測されていない」と指摘した上で「震源は富士山の山頂火口から北東に約30km離れており、地殻内の地震。一帯では過去十数年にもM4程度の地震が時折起きている」とし、東日本大震災との関連については「列島全体の地震活動が活発だが、よく分からない」と述べています。
また、別の地震関連の識者の話も出ていて「震源付近の山梨、神奈川県境の辺りは陸のプレート(岩板)に南のフィリピン海プレートが衝突してマグニチュード5クラスの地震が時々起きている。東日本大震災の後、南関東全体で地震が増えており、その中で起きたものといえる。短期間に連続して起きた例は他の場所でもあるので特に珍しい訳ではない。大震災の後も山体が膨張する等、富士山の噴火につながるような兆候は出なかった。今回の地震も富士山の活動との関連はないだろう」。
つまり、昨日の地震はよくある出来事といえそうですが、それにしてもわずか30分の間で立て続けに同じ地域を震源とする地震がここに来て県内から比較的近い地域で起きるとは思いませんでした。また、今後1週間は最大震度4程度の余震に注意が必要だそうです。
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