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2009年11月23日 (月)

11/22の競馬 G1回顧

「平日の祝日」でやっと回顧を書く時間が持てました。京都で行われるG1はこれが最終戦。春の「安田記念」と並んでマイル戦線の最強を決める「マイルCS」です。

昔の競走体系は長い間、長距離が重視されて、そのようなレース構成になっていましたが、時代の変化と共にスタミナだけでなくスピードも重視されるようになりました。その機運を受けて短距離路線の充実を図る為に創設されたのが3歳以上・混合・定量のG1『マイルCS』です。
創設以来、11月の京都の3週目に芝1600の外回りで行われる事は変わりなく、春の「安田記念」と並んで“ベストマイラー決定戦”として位置付けられています。更にクラシック路線を戦ってきた3歳や「天皇賞・秋」、または「スプリンターズS」からの参戦組を含めた様々なカテゴリーから集結してくるので例年、多彩なメンバー構成になっています。
地方馬は「指定交流競走」として、ステップに指定された重賞で勝利しなければ出走できませんでしたが、2000年からは2歳時を除くG1勝ち馬も出走資格が与えられるようになりました。また、「国際競走」に指定されてからは外国馬が5頭まで参戦できるようになり、「国際G1」に格付けされるようになってからは出走枠が9頭に拡大されています。
更に昨年から創設された秋季国際G1競走シリーズ『ジャパン・オータムインターナショナル』の第2戦でもあります。

参戦するカテゴリーが幅広いという事は登録数も多い訳でフル18頭に対して外国馬2頭と国内35頭が登録。外国馬の枠は既に埋まっているので残る16頭の枠を35頭で争う、まさに「狭き門」。ところが出走可能だったうちでリーチザクラウン・キンシャサノキセキ・アドマイヤフジ・タマモサポートが回避。これによりトレノジュビリー・ストロングガルーダ・フィフスペトル・マイネルファルケが繰り上がり。他の除外は頭数が多いので省略しますが、繰り上がりのうちの1頭の無欲が結果として波乱を生みます。そして選出が10頭もいたのに「辞退」が続出し、もしかしたら海外からの参戦がないのではと思われましたが、遠征経験も豊富で各国の重賞を制しているイギリスのエヴァズリクエストと遅いデビューながら一気にG1まで制したフランスのサプレザという共に4歳の娘2頭が参戦して来ました。

スタートでトレノジュビリーとゲート入りから懸念されていたマルカシェンクが今回も大出遅れで、結果を見ればこの時点で2頭は終了。
一方で好スタートを切った組から一気に抜け出して逃げに出たのがマイネルファルケ。つかず離れずでキャプテントゥーレでしたが、無理に競り合う展開にはならず。そのまま隊列決定。
掲示板&人気上位の位置は前に行った2頭と好位から中団にザレマ・サプレザがいて集団の最後方にカンパニー、集団の後方にスマイルジャック、後方から4番手にアブソリュート。
前半600mの通過が34.8秒、いつの間にか広がったマイネルファルケとキャプテントゥーレの差でポツンポツン状態でしたが縦に長い展開にはならず、ほぼ固まった状態で直線へ突入。最内にコースを取ったマイネルファルケと真ん中から外寄りにコースを取ったキャプテントゥーレ。一旦はキャプテントゥーレが出たように見えたんですが、そこからマイネルファルケが再びしぶとく食い下がって2頭で後続を離します。そこへ内を通って追い込んできたのがカンパニーで楽々マイネルファルケを交わす完勝劇。マイネルファルケとキャプテントゥーレに馬場の真ん中を追い込んできたサプレザが加わり、2着争いが接戦になりましたが終始、最内を通り切ったマイネルファルケが2着を死守してサプレザが3着。
結果としてスムーズにロスなく道中を進めた組が上位を独占し、後方の組ではアブソリュートの5着が最高。カンパニーは最高の形で「引退レース」を飾った事になります。
ここも上位人気の決着で一見すると平穏な結果のように思えますが、異彩を放つのが2着に逃げ粘ったマイネルファルケが14番人気。3連複が2万円台で3連単は10万円台に乗せました。

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