1/11の競馬 重賞回顧
1月は各週に2重賞なので、比較的ゆったり目に回顧ができます。そろそろ3歳クラシック路線も本格化。今週はそれに向かう為の重要な一戦が東西で行われました。
フェアリーS=創設当時の名称は「テレビ東京賞3歳(現2歳)牝馬S」で15年前から現在のレース名に変更されました。このレースは元々昨年までの時期に今回と同じ舞台で行われていましたが、2歳重賞路線の改善で芝1200に短縮され、スプリント指向の強い2歳牝馬に新たな活躍の舞台が設けられたといういきさつもあります。今年から元の中山・芝1600になった上、舞台も2歳から3歳になり、ここをステップに2月の「デイリー杯クイーンC」→3月の各トライアルというクラシック路線が整備されました。
「特別指定交流」なので地方馬も2頭まで出走可能となり、現在は3頭に拡大。更に今年から「国際競走」に指定された為に、いつから来るか分かりませんが外国馬も8頭まで出走可能になっています。
シンザン記念=レース名の「シンザン」とは実在し、現役でも種牡馬としても活躍したシンザンを記念しています。創設当初から3歳限定の重賞として行われ、設定も京都・芝1600の外回り行われています。
こちらも「特別指定交流」で地方馬は2頭まで出走可能。また、このレースも今年から「国際競走」に指定されたので、いつから来るか分かりませんが外国馬は8頭まで出走可能になっています。
フェアリーS=出走可能の16頭に対して登録は23頭。「阪神JF」組のイナズマアマリリス、カツヨトワイニング、ジェルミナルと2連勝中のパールシャドウは文句なし。ここからが抽選で12/18という確率から敢え無く「除外」されてしまったのがアンジュアイル、ウインプレセア、クーデグレイス、ディアジーナ、ドゥミポワント、ミスクリアモン。また元々「除外」対象だったモルフェドットも案の定「除外」となりました。
スタートで一部の馬に後手を踏む傾向が出たものの大きな出遅れには至らず。先手争いは内からグッデーコパが行きかけますが、外からシルクマイホームと、そのまた外からイルドロールとイナズマアマリリスまで加わり、前が大混雑。
掲示板&人気上位の位置は逃げ馬と先行集団にイナズマアマリリス、ジェルミナル、パールシャドウがいて中団の内にアイアムネオ、スタートで後手を踏んで後方にいたエリザベスムーンが外から一気に進出を開始し、後方3番手にカツヨトワイニング、最後方にマイティースルー。
グッデーコパの作ったペースが「超」の付くスローになり、着差を考えればある程度の好位置に付けなければ上位進出はないレースになりました。徐々に後方の馬が内から外から押し上げて接近して直線の入り口では先頭集団が大きく広がった状態に。グッデーコパが粘るところへイナズマアマリリスが並びかけますが逆に突き放され、その間を割って追い込んで交わしたがジェルミナル。まだ必死に粘るグッデーコパにこちらも内を突いたアイアムネオが迫って際どい争いになりましたが、2着がアイアムネオ。4番手以下は離されました。
1番人気が勝って2着が4番人気で平穏かと思いきや、3着のグッデーコパが何と10番人気だった為に3連単は6ケタに変身。今年も今まで同様、荒れました。ただ、審議になった場面もありましたが、審議にはならなかったものの直線で馬と馬がぶつかるような場面もあり、決して後味のいいレースとは言えなかったようです。
シンザン記念=出走可能16頭に対して登録は20頭。「朝日杯」組のツルマルジャパン、ミッキーパンプキン、トップオブピーコイに加えて、重賞戦線に参戦していたモエレエキスパート、スズカワグナー。これ以下が抽選になり、11/15の確率ではありましたがカノンコード、キングアレキサンダ、シルクブリッツ、トップクリフォード、トレジャーハント、ロードロックスターが他のレースに向かったり、回避した為に全ての馬が出走可能となり、今年は14頭という構成になりました。
こちらもスタートはほぼ一線でしたが、やはり一部に行き脚が付かなかったり後手を踏んだ馬も見受けられました。注目は先手の争いの行方で、これによってペース等が大きく左右されるところでしたが外からツルマルジャパンが飛び出し、一気に差を広げ、もう片方の逃げ候補だったミッキーパンプキンは結果的に控える展開になりました。
掲示板&人気上位の位置ですが、2番手に控えたミッキーパンプキン、先行集団にダブルウェッジ、モエレエキスパート、スタートで後手を踏んだアントニオバローズが最内を通っていつの間にか進出。その直後にトップカミング、タキオンクール、ピースピース。このレースも結果を見ると、ある程度の位置でレースを進めなければ上位進出はなかった事になります。
ツルマルジャパンの大逃げを打っていましたがペース的には速い訳ではなく、後方が徐々に差を詰めて直線に入ると2番手からミッキーパンプキンがあっさり交わして先頭に立ち、そのまま押し切るかと思いきや最内に入ったダブルウェッジと道中では3番手まで浮上していたアントニオバローズが外から迫り、今度はダブルウェッジとアントニオバローズの争いから抜け出したのはアントニオバローズ。ダブルウェッジが2着に粘り、離れた3着争いが大混戦になりましたが馬場の内寄りを通ったトップカミングが3着を確保。
1着は2番人気ですが、2・3着が共に2ケタ人気の人気薄だったので3連単は6ケタに変身しました。
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