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2008年11月 3日 (月)

11/3の競馬 JBC回顧

通常、月曜に競馬はない・・・というのは中央での話。地方では競馬が年中、行われています。そんな地方競馬の年1回の大イベントとしてすっかり定着したのが「JBC」。
今年は3年前の名古屋以来、西での開催で舞台は園田。JBCは「スプリント」と「クラシック」の2つのG1を同一の日に開催しようというものです。地方競馬場は一部を除き、総じて小回りで直線が短い。また砂も中央に比べて深いのが特徴。ここを如何に克服するかも大きなポイントになります。
ちなみに昨日の展望番組を見てたら中継は南関東が東京のMXテレビという独自局でしたが、こちらもサンテレビという関西の独自局。実況は「名人」吉田勝彦氏かと思いきや竹之上氏、しかし「名人」の実況は前のレースの「楠賞」で堪能させていただきました。

スプリント=舞台は1400m、この距離で行われるのは、やはり3年前に名古屋で行われた時と同じで、その時に優勝したのがブルーコンコルド、過去の優勝馬は大井の1200mで行われた4回はナイターで行われた2001年のノボジャック、サウスヴィグラス(ここだけ距離が1190m)、ナイターで行われた2004年のマイネルセレクト、そして記憶に新しいナイターで行われた昨年、地方馬で初めてJBCを制したフジノウェーブ、2002年は盛岡の1200mで行われスターリングローズ、一昨年の川崎だけ距離形態が異なり1600mのマイルのナイター開催で行われ、ブルーコンコルドでした。
今年は中央から常連のメイショウバトラー、ブルーコンコルド、リミットレスビッド(某マンガでは「グルメ部」を結成)に加え、新興勢力としてバンブーエールとスマートファルコン。他地区は連覇を狙うフジノウェーブ、新興勢力モエレラッキー、コアレスデジタルの南関東勢と岩手のトーホウライデン、地元からはベストタイザン、アルドラゴン、グレートステージという構成でした。

クラシック=舞台は1870m、地方はこのように微妙な距離で行われる事が多いです。過去は大井の2000mで行われた4回はナイターで行われた2001年にレギュラーメンバー、2003~2004年(2004年はナイター)でアドマイヤドンが連覇、2007年はナイターでヴァーミリアン、アドマイヤドンは2002年の盛岡の2000mを含めると3連覇。2005年の名古屋の1900mと2006年に川崎の2100mを連覇したのがタイムパラドックス。ちなみに一昨年の川崎はマイルとクラシックが唯一、別の日に行われたのでマイルがナイター、クラシックが昼間になっています。
今年は中央がとにかく強力で「3歳最強」の誉れも高いサクセスブロッケンと「中央最強」のヴァーミリアンが初対決。それ以外にも交流G1勝ち馬のフィールドルージュ、交流重賞勝ち馬メイショウトウコン、元大井コンビで臨む交流G1を2勝しているボンネビルレコード。他地区は「京都大賞典」にも挑戦したテキサスイーグルにマルヨフェニックス、トミノダンディの東海勢4歳トリオに金沢のマヤノオスカー、そして南関東から「帝王賞」勝ち馬の「地方最強」フリオーソ、地元勢は南関東時代に交流重賞を勝った経験を持つモエレトレジャーと今年の「佐賀記念」を勝っているチャンストウライでした。

スプリント=横一線のきれいな飛び出しで大きな出遅れもなし。注目の先行争い、やはり小回りもあって前に殺到し、内からバンブーエール、外からモエレラッキーが競り掛けますが、あっさり決着。3番手にアルドラゴン、外にスマートファルコン、中団の内にベストタイザン、外にブルーコンコルド、直後にメイショウバトラーとリミットレスビッドが並ぶように追走。後ろにコアレスデジタル、追っ付けて後方3番手にフジノウェーブが遅れ、離れた後方にグレートステージとトーホウライデン。
逃げるバンブーエールに外から詰め寄るスマートファルコン、ここでモエレラッキー後退し、内から迫るアルドラゴンに外からマクッて進出はブルーコンコルド。直線に入るとバンブーエールとスマートファルコンの一騎打ちでアルドラゴンもブルーコンコルドも届かず。最後は差を広げたバンブーエールが逃げ切って4連勝で重賞初制覇がG1!結局、直線に入っての着順がそのままゴールまで反映され、地元のアルドラゴンが大健闘の3着、ブルーコンコルドはG1の8勝目の新記録はならずの4着。連覇を狙ったフジノウェーブは7着に来るのが精一杯でした。
バンブーエールも実は2着のスマートファルコン同様、3歳時は砂のクラシック戦線を歩み、JDDやダービーGPで2着がありましたが、短距離に転向して4連勝でのG1制覇!いよいよ砂の短距離界も世代交代が来てるかもしれません。スマートファルコンも砂に転向して大成功、3歳砂路線の主役の一角の証明を十分に果たしたんですが、JCダートに関しては距離が問題になるでしょう。

クラシック=スタートでメイショウトウコンが痛恨の出遅れ、結果を見ればこれが致命傷になったでしょう。逃げ馬複数で注目の先行争い、スプリント同様に前が激しくなりますが、ここも何とサクセスブロッケンが最内から一気に先手を奪い、大外から競り掛けるフリオーソでしたが、あっさり決着。ヴァーミリアンが3番手で外にマルヨフェニックス、いつもより早めに仕掛けるボンネビルレコード、押して出て行ったモエレトレジャーは6番手、テキサスイーグル、チャンストウライと続いて、メイショウトウコンが後方4番手まで押し上げてマヤノオスカー、トミノダンディ、最後方にフィールドルージュとなりました。
2周目に入った時点で前の3頭が早くも4番手以下を引き離しに掛かります。後続もメイショウトウコンが早めに仕掛け、ボンネビルレコードも押して前へ迫りますが、なかなか差が詰まりません。前でひしめく3頭にただ1頭迫ったのはメイショウトウコン。4頭で直線へ入りますが、サクセスブロッケンとヴァーミリアンの一騎打ちになってフリオーソが脱落、外から迫るメイショウトウコンも及ばず。最後はヴァーミリアンがクビ差で制し、国内に限ればG1が6連勝になります。
敗れたとはいえ、初めて古馬との対戦になったサクセスブロッケンは大健闘で、これでJCダートが楽しみになりました。今年の3歳の砂路線は本当に粒揃い、今週の「武蔵野S」にも休み明けを1度使ったユビキタスという主役候補の一角が登場します。フリオーソは大外からのスタートで序盤で脚を使ったのが最後に響いたか、ボンネビルレコードは勝負所で付いていけず、もしかして小回りが不得手、フィールドルージュは5着まで来たものの位置が後方過ぎました。

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